衣装の制作「テクスチャの清書」
VRoid上で下書きしエクスポートしたものを、ペイントソフトにドラッグ&ドロップして重ねていきます。
西中ニシカは簡単なものからガンガン終わらせていって、残るタスク数を少なくしていくタイプです。
まずはズボンからやっていきます。
ズボン
選択範囲でズボンを縮めて、あたりの線に合わせるだけで調整完了です。
編集後はガイドやあたりを消してから保存しましょう。
白シャツ
白く塗り潰した服の上に、シワのためにお借りしたプリセットのシャツを、クリッピングで重ねます。
シャツの縫い目やポケットなど、使わない部分はぼかしやペンで消していきましょう。
黒い穴あきのところは消しゴムで削って整えます。
袖の内側
袖の中を隠す部分の色を暗くしておきました。
アウトライン
薄い色の服の内側には、自分でアウトラインをつけていきます。
外側のものは自動で付くので内側だけで問題ありません。
VRoid上のアウトラインと同じ色にしたいので、スポイトで色を確認しておきます。
VRoid上のスポイトではカラーコードが表示されます。
使っているペイントソフトに合わせて、カラーコードをRBG数値に変換するツールも併用しましょう。
カラーの数値をペイントソフトに入力て色を取得します。
選択、選択範囲の反転、拡大と順番にクリックし、レイヤーを一枚下に追加して、塗りつぶしを行います。
ギザギザした部分は消しゴムで整えていきます。
スカート
スカートを留めている肩紐を、境界部分に触れないように消しゴムで整えていきます。
境界部分はもう一方と繋がっており、ここの太さを変えてしまうともう一方の太さも直す必要がでてきます。
もやもやとフェード状態になっている部分については、自分で縁取りをする必要があれば直しましょう。
自動で引かれるところでしたらそのままで問題ありません。
スカートの裏地(水色のひらひら)
同じプリセットの衣装であるスカートを重ねることで、位置がわかりやすくなります。
裏地の部分は消しゴムで整えることで、マウス操作でもギザギザした境界線を描くことができます。
色が薄めなので、アウトラインも入れておきましょう。
骨ベルト
ロングコートもワンピースも、下に行くほど引き伸ばされていくことに注意し、その分補足小さく描くようにしてください。
下に行けば行くほど小さくなることを意識して作成します。
細かい装飾が多い場合は、パーツごとにレイヤー分けをすると影をつけるときに便利です。
腕輪の布部分と金属部分、各ベルト部分と輪っか部分と骨しっぽ部分…といったように、レイヤーを分けて作成しましょう。
骨しっぽ
骨しっぽも下に行くほど引き伸ばされることに気を使いながら描き込みましょう。
骨首リング
影を塗るだけです。
下のベルトと合体する場所のため、下にはアウトラインを入れることができません。
スニーカー
スニーカーもアウトラインをつけやすくするためにレイヤーを分けておきます。
きれいな曲線をマウスで描きたいときは、大きなペンでクリックし、少しずらして大きな消しゴムでクリックする方法がおすすめです。
衣装の制作「テクスチャのインポート・肌マスク」
清書したテクスチャをVRoid Studoへインポートしたら、貫通防止のため、服の下の見えない肌を消しておきましょう。
編集の中の、肌マスクを選択したら、この服なら表には見えないであろうところを黒く塗っておきます。
白で塗ると表示、黒で塗る非表示となるので、必要に応じて使い分けてください。
これでどんなポーズを取らせても貫通する肌が無いため、貫通問題は解決です。
服が服を貫通するのは仕方ないとします。
まだ貫通してるときは、再度肌マスクを塗って調整してください。
×で保存し、完成です。

