次は衣装の設定をしていきます。
BOOTHでの衣装購入・差し替え
購入方法
衣装はBOOTHで購入したものを使うのも良いでしょう。
プリセット選択画面内の「さらにアイテムを探す」をクリックすると、BOOTHを開くことができます。
「VRoid 服」や「VRoid パーカー」などで検索すると、いろいろな衣装素材が出てきます。
使用する時は、利用規約を必ず確認してから使用しましょう。
無料のアイテムであれば、無料ダウンロードボタンをクリックすればすぐに素材がダウンロードできます。
有料のアイテムは、カートに入れてレジへ進み、決済をしたのちの画面でダウンロード、もう一度ダウンロードと押し進めてください。
差し替え・適用方法
衣装差し替えを行う時、最初に必ず衣装テクスチャの適用先を確認しておきましょう。
大抵商品ページか同梱のテキストに記載されています。
適用先を確認したら、VRoidの衣装タブのカスタムより新規作成をクリックし、適用先通りのテンプレートを選択しましょう。
作成したテンプレートの「テクスチャを編集」をクリックし、編集画面を開きます。
その後、「デフォルト編集」を右クリックし素材データをインポートします。
衣装の調整でもシェーダーカラーは解除しておきます。
最後に×をクリックして、上書き保存すれば適用完了です。
「アクセサリー」で眼鏡などのアイテムを追加することもできます。
衣装の制作「テンプレートの選択・調整」
今回は作っていただいたデザインがあるので、自作していきます。
まずは衣装タブを開いて作りたい衣装に近いイメージ・形の服を選んでいきます。
服のベースによって調整できるパラメーターが変化する場合があるので、一番イメージに近い形にできるものを探して選んでください。
衣装の制作「テクスチャのあたりを描く・テンプレートの追加」
ベースにする服を選んだら、「テクスチャを編集」をクリックします。
編集方法は今までの顔や肌の時と同じです。
あとからパラメータを調整したいときは、プリセット名の右側のアイコンをクリックすると、画面右側に編集画面が出てきます。
ここでもシェーダーカラーは切っておきましょう。
肌マスク
「肌マスク」では、服を突き抜けて肌が見えてしまわないよう、対策が行えます。
テクスチャ画面上の黒い部分が見えなくなり、服を作る際にわかりづらくなるため、一旦レイヤーを追加して白く塗り潰し、肌が見えるようにしておきましょう。
あたり・ラフ描き
細かい柄や色は最終的にペイントソフトで描くため、VRoid上では簡単にあたりだけ取っておきます。
3面図を見ながら、デザインに合わせて印をつけておきましょう。
白い服の部分
穴を開けるところと、腕輪を巻くところに線を引いておきます。
ズボン
テンプレートが優秀なので、色を変えるだけで良さそうです。
足元を少し見せたいので、ここで切るという意味であたりだけ入れました。
スニーカー
スニーカーはある程度の形を塗り、装飾のあたりもざっくり入れてみました。
ガイドの線に従えば描きやすいので、ガイドをエクスポートより、ガイドのデータもエクスポートします。
テンプレートの追加
「テンプレートを追加する」をクリックすることで5枚まで重ね着ができます。
個別にパラメータマークをクリックすれば、それぞれ調整がでます。
スカート
スカートのひらひらした部分は、裏地が水色に見えるようにしたかったので、重ね着して分けています。
シッポベルト
シッポベルトは一枚の服で作成すると、首の輪っか部分が浮いてしまったり、垂れるベルトの形が体に沿ってガタガタしてしまったりしたため、プリセットを分けて組み合わせてみました。
動きのテスト
テクスチャを清書する前に、右上のカメラアイコンからモデルを動かしてみましょう。
思い通りの動きをするか、逐一テストしてみるのが大切です。
スカートの裏地がめり込んでいるのと、シッポベルトの形状が体に沿ってガタガタに歪んでしまったので、これらを修正していきます。
テンプレートの変更
シッポベルトの先の形状がガタガタになってしまっていたので、尻尾のテクスチャの書き込み先を体から離れるワンピースに、途中から置き換えてみました。
置き換えた境目はどうしてもズレやすいので、ズレが隠れるデザインに変更しています。
裏地がめり込んでしまうのは、裏地に使用したスカートと外側の黒いスカートのスカート丈のパラメータが同じでないため、動いた時の伸び方に差が出てしまっていることが原因のようです。
引き伸ばすのはやめて、ペイントソフトで裏地用のスカートを長めに描くことにします。
VRoid上ではパラメータを合わせたうえで、どこまで下げるかの印をつけておきました。
テクスチャのエクスポート・流用
次はテクスチャそれぞれをエクスポートして、ペイントソフトで清書していきます。
各ガイドもエクスポートしておきましょう。
シャツの皺のテクスチャなど、描くのが難しい部分についても、プリセットのアイテムのテクスチャをエクスポートしておけば、流用することができます。

