VRMお人形遊びとは、Vroid等で作った3Dモデルの撮影会ができるソフトです。
西中ニシカがコラボの際の立ち絵を渡す時や、サムネやTwitter(現X)のために透過画像が欲しい時は、たいていこのソフトで撮影しています。
独自の機能について
VRMお人形遊びには、特定の画像を読み込むと、モデルがそれと同じポーズを取る機能があります。
自分で作ったお気に入りのポーズなどを画像にしておけば繰り返し使えますし、他のモデルにも簡単に同じポーズを取らせることができます。
画像を配布することでポーズの設定を配布できる、とても画期的な機能です。
BOOTHで「VRMお人形遊びPC ポーズ」と検索すれば、たくさんの有志たちが作ったポーズをお借りして、サムネ作りなどに役立てることができます。
そのほか、8Kの透過画像や複数モデル撮影にも対応してる便利ソフトですので、ぜひ使ってみてください。
導入方法
VRMお人形遊びは、BOOTHからダウンロードできます。
配布ページに飛んだら、無料ダウンロードをクリックしてください。
ダウンロードしたzipファイルを右クリックで全て展開し、フォルダ内にある「VRM_DollPlayPCver.exe」をダブルクリックで起動しましょう。
パソコンによってはセキュリティに展開を止められることがありますが、詳細情報をクリックし、実行を選択することで起動できます。
撮影・操作方法
ソフトが開いたら、モデルを読み込みます。
VRMモデルは、ドラッグ&ドロップで直接読み込ませたり、VRoidHubから読み込ませたりできます。
右クリックしながらマウスを動かすと回転、マウスホイールをクリックしながらであれば平行移動、マウスホイールを動かすことでズームができます。
光源や目線、ステージ、体の関節などをクリックすると、移動や回転の操作を行うことができます。
赤青緑は、それぞれXYZの1方向だけ操作できるマーカーです。
灰色の部分をクリックしながら動かせば、XYZ全方向に回転できます。
関節一つ一つや、手の指、表情などの細かい調整を、気が済むまで行ってください。
表情はモデルのマーカーであればどこをクリックしても編集することができます。
表情のパラメーターは「VRM」と「Full」の2種類あり、「Full」のほうがより細かい設定を行うことができます。
編集したいパラメータがVRMにチェックが入った状態では見当たらない…というときに、押してみてください。
マーカーが顔などにかかると見づらいため、MarkerSizeを小さく、MarkerAlphaは透明度を上げると作業しやすくなります。
また、表情にかかるマーカーをクリックしていると見づらくなるので、適当なところをクリックしたほうが良いでしょう。
VRMお人形遊びのフォルダの中にある「Poseフォルダ」には、たくさんポーズ画像が入っています。
画像のポーズを読み込みたい時は、モデルのマーカーのどれかをクリックした後に、画像ファイルをドラッグ&ドロップで読み込ませるだけで、画像通りのポーズを取ってくれます。
デフォルトで設定されているステージは透過画像の際に透過されないので、どこか一部をクリックし、ゴミ箱アイコンでデリートしておきます。
他にも設定できる項目はたくさんありますが、西中は基本的に上記のようなポーズと表情だけを設定しています。
光源の色などもこのソフト内で変更できますが、外部のペイントソフトで変更することができるので、お好みで使い分けてみてください。
ポーズが決まったら、右上にあるカメラアイコンをクリックすることで撮影ができます。
撮影したものはVRMお人形遊びのフォルダ内にある「Photoフォルダ」の中に出力されます。
透過画像にするのであればPNGを選択し、解像度を上げたければ4Kや8Kを選択してから撮影してください。
ポーズデータの保存
せっかく指や首などを細かく調整したのであれば、今回作ったポーズを残しておきましょう。
画面右側にある「SavePosePNG」をクリックすると、ポーズデータが画像として保存されます。
今後は他のPose画像同様に、ドラッグ&ドロップで簡単に読み込ませることができます。
VRMお人形遊びの使い方は以上です。
