終了画面では、動画の最後5秒〜15秒程度を目安にチャンネル登録ボタンやおすすめ動画、再生リストを配置して視聴者を誘導できます。
動画の尺を目一杯使ってしまうと、オチや〆のあいさつなどのシーンで、まだ出ている字幕やテロップに宣伝したい関連動画が被ってしまいます。
これを防ぐために、あらかじめ動画の最後に終了画面を作っておくのがおすすめです。
〆のあいさつ中の字幕を被らない位置に表示したり、〆の後尺を余らせることでも問題なく表示できるので必須ではありませんが、あるとチャンネルのイメージをより強く伝えることができます。
初心者の方でも作りやすいようにテンプレートも配布しているので、ぜひ活用してみてください。
【【【テンプレートの配布ボタン】】】
終了画面の要素の各サイズ
終了画面に配置する要素の大きさは、1280×720pxの動画ですと、動画や再生リストは四角形で576×324px〜412×232px、チャンネル登録ボタンは丸型で200×200pxです。
1920×1080pxの場合は、四角形が862×486px〜618×348px、丸型が300×300pxとなります。
これらを配置できる範囲が決まっていますので、配布しているテンプレートで範囲を確認しながら作ってみてください。
テンプレートの使用・作成方法
基本的には画面内がごちゃごちゃしすぎない程度に、文字や枠を設置していきます。
Aviutlの「上のオブジェクトでクリッピング」を活用すると作りやすいです。
Aviutlの導入方法や設定についてはこちらの記事をご覧ください。
終了画面作成手順
まずはテンプレート内の「置き場所用」、「動画要素」を2セット、「登録要素セット」を全てAviutlのレイヤーにドラッグ&ドロップで読み込みます。
読み込んだ配置を「動画要素セット」をそれぞれお好みの配置に移動させます。
配置できたら、枠の1つ上のレイヤーにテクスチャ画像を読み込んで、右クリックし「上のオブジェクトでクリッピング」を選択しましょう。
これで素材の枠のデザインがテクスチャ画像のものになります。
素材の色を変えたい場合は、「単色化」を選択することで色の設定を行えます。
色の設定が終わった後は「輝度を保持する」のチェックを外しておきましょう。
透明度を上げるのもおすすめです。
お好みで調整が終わったら、あとはお好みで背景や文字、画像などを配置すれば完成です。
完成した終了画面はAviutlの編集欄にある「PNG出力」で出力してください。
「PNG出力」をまだ導入していない方は、こちらの記事をご覧ください。
終了画面の作り方は以上です。