warudo×MocapForAll の必要スペック実演比較

WarudoとMocapForAllを組み合わせた3Dライブ環境で、PCスペック別にどの程度動けるのかを実演比較した結果をまとめています。

講座の素材用に実演したライブがかなりカクカクだったため、強いPCや2PC構成であればちゃんと踊れるのかを検証しました。

使用したPCのスペック

つよつよPC

CPU Intel Corei9-14900HX
GPU GeForce RTX4080 Laptop GPU
RAM 32GB

ひと昔前のミドルクラスPC

CPU Intel Corei7-8700
GPU GeForce GTX1050Ti
RAM 32GB

よわよわノートPC

CPU Intel Corei7-6500
GPU Intel HD Graphics 520
RAM 8GB

①GTX 1050Ti / 1PC(GPU処理)

かなり厳しい結果です。

WarudoやOBSは動作しますが、モーションキャプチャーは別のPCに任せたほうがよいでしょう。

2PCやmocopiなどの外部トラッキングが選択肢になります。

②GTX 1050Ti / 1PC(CPU処理・前回のライブ環境)

実演ライブで使用した構成です。

GPU処理よりはましですが、こちらもかなり無理があります。

「Speed+」設定で簡単な振り付けであれば動きますが、ギリギリの状態です。

③ノートPC+GTX 1050Ti / 2PC

MocapForAllを1050TiのPCで動かし、WarudoとOBSをノートPCで動かす構成です。

MocapForAllは最高品質の「Precision」では動きませんが、「Speed」であればGPUもCPUも余裕があり、ある程度問題なく動作します。

ノートPC側はWarudo自体は動くものの、OBSでのキャプチャが厳しい状態です。

両方ともミドルクラスのPCでなら、2PC構成で余裕があることになります。

ただし、MocapForAllだけに専念させても、激しいダンスですとトラッキングが飛ぶ・荒ぶるなどが度々起こります。
これをケアするには、カメラを3つに増やす必要がありそうです。

2PCで踊る場合、使用するVRMモデルをMocapForAllにもドラッグ&ドロップで読み込ませておく必要があります。

「.warudo」形式で出力したモデルは読み込めないため、VRM形式で出力しておいてください。

同じルーターから有線で接続していれば、追加でポートなどを設定する必要はありません。

④高性能ノートPC / 1PC

最高品質の「Precision」でGPU使用率30~40%程度と余裕があります。

ただし、激しいダンスではもっさり感が残ります。

足回りが飛ぶ現象も、3台目のカメラを追加することで改善できる可能性があります。

カメラ2台の限界を感じる結果でした。

簡単な振り付けであれば、特に問題なく動作します。

⑤高性能ノートPC+GTX 1050Ti / 2PC

こちらの2PC構成も問題なく動作します。

現時点では④の高性能PCの1PC構成と大きな差はありません。

ただし、Warudoでエフェクトを多用したり、OBS、DAWなど複数のソフトを同時に起動した場合は、2PCのほうがFPSを維持しやすくなると考えられます。

⑥高性能ノートPC+GTX 1050Ti / 2PC / カメラ3台

カメラ3台でもスペック的には余裕がありました。

3台にするとトラッキングがほとんど飛ばなくなり、動きへの追従がかなり改善されます。

今回はiPhoneを3台目として使用しましたが、固定で置きっぱなしにできるカメラのほうが望ましいでしょう。
3台のウェブカメラを購入するとなると、そこそこの出費にはなりそうです。

なお、3方向にカメラを置くため、2.5m×2m程度のスペースを確保したうえで1.5m×1.5m程度の範囲で動くことになります。

トラッカーを使用する場合と比べると、動ける範囲には制限があります。

おまけ:ダンスだけ別撮りにする方法

LIVEとは何だという話にもなりますが、事前にダンスをキャプチャしてモーションをFBX形式で出力し、Unityで変換してWarudoのキャラクターに読み込ませる…とすることで、歌や表情は生で、動きだけ別撮りのものを使用することもできます。

この方法であれば1PCでも問題ありません。

またVtuberは、技術的には分担可能です。

歌と表情の担当、ダンスの担当、演出やカメラのスイッチャー担当のように分担すれば、激しいダンスをしながらコンデンサーマイクの音質で歌い続ける、といった表現もできます。

検証結果のまとめ

トラッカーを装着するのが面倒で、本格的なダンスはしないという方であれば、高性能PCとある程度のスペースが前提なものの「MocapForAll」は引き続きおすすめできるリーズナブルな選択肢です。

準備も充電も装着も不要な点が大きなメリットです。

GTX 1050Ti程度のPCが1台しかない場合は、外部でトラッキングできる手段(2PCやmocopiなど)を検討するか、高性能PCの購入を検討してください。

それ以下のスペックの場合はWarudoとOBSの時点で厳しいため、新しいPCの購入をおすすめします。

スペック実演比較は以上です。

使用楽曲・クレジット

▽愛包ダンスホール / HIMEHINA

YouTube @himehina

本家様 https://youtu.be/bnofYmfKLeo?si=99bAgyU8drVM9q5n

振り付け – ATY
Twitter(X) https://x.com/akari_ATY
Twitter(X) https://x.com/yukari_ATY

歌詞 – Gohgo
作曲 – 涼木 シンジ & Gohgo
アレンジ – 涼木 シンジ
Twitter(X) https://x.com/gohgo55
Twitter(X) https://x.com/shinji_0000

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