VRMモデルをPMX形式に変換するとき、私はVRoid2PMXをお勧めしているのですが、フルスクラッチモデルや改変されたモデルはVRoid製として扱えないので、昔紹介したVRM2PMXを使って変換することになります。
しかしVRM2PMXを使って変換すると、追加したものやアクセサリーが床に落ちてしまったり、そのまま物理演算をオンにすると大きく伸びてしまったりと、破綻することがあります。
この記事は、3Dモデルの一部が床に落ちる・伸びるときの対処法に関しての備忘録的なものです。
MMD用モデルへの変換方法はこちらの記事をご覧ください。
対処法

肩の上のうさぎがPMXでは床に落ちてしまっていますが、ボーンやJointは肩に残ったままになっています。

PmxViewの上部にある「T」を押して、PMXeditor上で動きを再生しましょう。

足元のうさぎが大きく伸びてしまいました。
動きはうさぎと連動はしているけれど、頂点の情報だけがおかしくなっているようです。
ということは、うさぎの頂点情報を集めて、正しい場所に戻せば解決しそうです。

普通に選択しようとすると、他の部位も巻き込んでしまいます。
このうさぎの頂点だけを選択するために、ここから絞り込みをしましょう。

PmxViewのタブから「絞」をクリックで選択します。

ウインドウが出てくるので、チェックボックスをクリックし、うさぎの材質以外のチェックを外します。
PmxViewに戻りましょう。

選択方法を頂点にして、うさぎさん全体を選択します。

矢印や真ん中の点をクリックしたまま動かし、本来の場所へ戻します。
確認のために再生しましょう。

肩に乗ったままになっていますね。
これで修正が完了しました。

