HANA_APPは、モデルをパーフェクトシンク化できるソフトです。
パーフェクトシンク化することで、ほっぺを膨らませる、舌を出すなどの表情ができるようになります。
Unity上で編集できる人には必要ないソフトかも知れません。
が、Unityで時間をかける必要のある作業を、1500円で済ませることができます。
HANA_APPの導入
UniVRMのバージョンについて
「VRoidStudio_v1.20.0~で出力する、UniVRM1.0バージョンのVRoidStudioには対応していないツールです。」
と書かれていますが、VRoidStudioからモデルを出力する際、フォーマットとしてVRM0.0を選択することができます。
このVRM0.0を選択し出力したモデルであれば使用可能です。
今後VRM1.0しか使えないという機能やアプリ等が出てくるかもしれませんが、今のところ困ることが無く、1500円と安価なので、紹介しています。
HANA_APPのダウンロード
HANA_APPは、BOOTHから購入できます。
自分の使用したい3Dモデルでソフトが使えるかどうかを確認してから購入してください。
BOOTHの商品ページの概要説明を下へスクロールしていくと、更新情報が載っています。
VRoidStudio_ver1.~なら動作するようになっているようです。
起動・使用方法
ダウンロードしたHANA_APPをインストールします。
エラーが起きるのを防ぐため、zipファイルを右クリックし、プロパティから許可するにチェックを入れてください。
もう一度右クリックですべて展開すると、中身はこのようになっています。
利用規約を確認して問題なければ、HANA_App.exeをダブルクリックで起動してください。
アバターを選択し、パーフェクトシンク化をクリックしましょう。
男性アバターか女性アバターかを選びます。
頂点数がHANA_APPデータファイルに適合していない場合、エラーが出、表情が消えてしまいます。
これはVRoidから出力するときに、透明メッシュを削除することで発生するエラーです。
出力時は、VRMエクスポートとポリゴンの削減をクリックで開き、透明メッシュを削除するからチェックを外してください。
髪の毛メッシュのポリゴン削減、マテリアルの削減については選択しても問題ないようです。
透明メッシュが残ったモデルを読み込ませ、改めてパーフェクトシンク化をクリックすれば、成功するでしょう。
Clipで調整で、壊れているテクスチャを控えめにして隠したり、口や目を調整したりするなど、より好みの表情に変えてください。
iFacialmocapに繋ぎ、自分がよくする表情で壊れていないか見ます。
不自然な箇所があったら、直してもう一度確認してください。
納得のいく表情になったらSaveで保存します。
保存しましたとLOGがでたら作業完了です。
Luppetなど、使用するトラッキングソフトに入れて動かしてみましょう。
HANA_APPの使い方については以上です。